ピッテイ・ウオーモ93回目のテーマは’’シネマ’’
男性ファッション業界が勢いを増してきている。2017年には、2.1%の伸びを示し2018年は、国際レベルで3.8%の成長を見込んでいる。今回のピッテイ・ウオーモには1244ブランド、内570(44%)は外国勢が参加。227は新ブランドや復帰組み。来場者数は36000人に達し、内24000人はバイヤー。フォルテッツア・ダ・バッソ以外にもあちこちの美術館、レストラン、ショップ内で2018年秋・冬物新作コレクションが発表された。
’’シネマ’’をテーマにした今回のピッテイ。映画ポスターで飾られたブースが設置された場所はシネマサロンに姿を変え、色とりどりの空間は巨大スクリーンが置かれ、来シーズンに向けたビデオが目を引いた。スリラー、冒険、アクション、スポーツ、スパイ映画など様々なジャンルに沿って、色、スタイル、素材、斬新さ、エレガンズさをそれぞれのブランドが表現。前回紹介したアンジェロ・スタンテも参加。2017年の夏のピッテイが終わるとすぐに来期のために思索を始めたと語る。他の3人のモデルとオールドブリックオレンジ色で揃えたスーツはかなりの注目を集め多くのメデイアの関心を集めた。
個性的で、おしゃれな人々が集まる。ピッテイ・ウオーモ。風を切って闊歩するその姿はとても勇ましい。これからが益々楽しみな目の離せない業界である。
ラリッツア・テーラリングのミスター・ダン
アンジェロ・スタンテの新作スーツ -オールド・ブリック・オレンジー
ポルトガル・ダンデイ
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